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村はあくまでも、「単独」にこだわった。

平成26年1月1日、滝沢村は町を飛び越えて「市」へと移行した。
合併特例によるものではない、一つの言い方としては「昇格」
盛岡市に隣接する「国内最大の村」は、ここに終止符を打つ。

本来、市としての要件を満たせないということよりも、
あえて村であり続けることこそが有効なブランド化、と見ていた一人としては、
ちょっと冷やかに、その動きを注視した。

元日の岩手日報は、これを「副都心」と評す。
盛岡広域圏は「東北で仙台市に次ぐ広域圏形成を目指す」と威勢がいい。

その裏付けは、盛岡市長の言葉である。
盛岡市を補完する役割を果たしてきた滝沢は、
それでもなお、「単独」での発展を望んでいるように見える。
これはなかなかに、滑稽。

そもそも、村に「中心市街地が無いこと」が市制移行を拒んできた。
それが市を謳う段になっていきなり「(盛岡市に準じる)副都心」とは?
もっともこれは、滝沢市への期待と言うのか、
最大の讃辞なのかも知れないが。

盛岡市の副都心機能を担うため、これから市街地を造る。
本末転倒である。

そのために、県は要件を緩和したのか?
リーディング・シティとしては今一つ物足りない盛岡市への着火剤か?
いずれ、滝沢村は盛岡市と言う岩手県最大の都市との合併を拒み、
あくまでも「単独市制」の道を選んだのである。
この重さを、誰がどう受け止めるか、である。

村が市になっただけのことで、
「東北で仙台市に次ぐ都市圏形成を目指す」というのは冗談にさえ聞こえる。
現実にはどう見ても郡山都市圏の方が大きいし、
何より滝沢市は、結果として盛岡市と一体化することを拒んだのだ。
この壁を超えることなく、盛岡都市圏は成長できるのか。
岩手日報は、そこに期待を込めて書いているようにも見える。

記事にあるように、盛岡市長の言葉だという
「自己完結型の都市」が、都市圏に増えたことは重い。
名ばかりでなく、滝沢市の事務権限は増えている。

本来ならば、一体化しているべき地域が、
別個の事情を抱えているように、独立を宣言したのだ。
これまでもこれからも、盛岡市とは別の市です。
そういう意識が、うまく刺激となれば良いが・・・。

どうなることでしょうね?
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