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2014.06.21 最善の方法
とあるホテルでの出来事。

その日、とある団体主催の会費制パーティーに参加した。
知人はアルコールが飲めないので、ウーロン茶を頂けないか、と
ホテルのスタッフに訊ねた。
すると・・・

「出ているだけになります」

見渡せば、違うテーブルにはいくつもウーロン茶が置いてある。
出向いて行って注いで持って来れば良いのかも知れないが、
立食形式でもないこの場で、それはいささかためらわれる雰囲気ではあった。

「えっ?」という雰囲気と沈黙がしばらくあったのち、
「はぁ。じゃぁ、いいです」と彼。

会場には他に、手慣れた様子でマイクの高さを調節する男性スタッフが一人、
それ以外はおそらく、学生アルバイトなんだろう。
代わりに水が出るでも、それを求めるでもなく、手持無沙汰にする彼に、
次長は別のスタッフに頼んで氷水を差し出した。

そのうち、バックヤードの入り口近くに設けられたテーブルに、
焼酎と日本酒が現れた。
この日のために準備された、特別なものだという。
そこに別のスタッフが佇んでいる。
そこで、訊いてみた。
「焼酎はどちらの瓶ですか?」
そこで返ってきたまさかの答えとは!

「ちょっと分かんないですね」

どちらも古めかしいラベルで、焼酎なのか日本酒なのか分かりづらい。
ただ、そこにはデキャンタ・グラスもある。
いったい彼は、何のためにここに立っているのか?

よく見れば書いてある小さな「焼酎」の文字を見つけて、
氷を入れて水を入れてかき混ぜて、頂いた。
その間、スタッフはただ、その様子を眺めていた。

腑に落ちないのは、焼酎か日本酒か分からない人がそこにいること、ではなく
「ラベルを見るつもりさえないスタッフ」が
佇んで眺めて対価を受け取っているということ。
結果的に、そのホテルが「意外とダメ」だと思わせる要素となっていることである。

よもや社員ではないと思いたい。
が、アルバイトだからしょうがない話でもあり得ない。
せめて確認するとか方策を取らずに、
「ありません」「わかりません」と不可能を口にするための要員ならば、
むしろ居ない方がいい。

できないことをできるようにしろ、と言うのではなく、
できないならできないなりの対応があるのではないのか。
(と年を重ねるごと若年者を否定する大人にはなりたくないものだが)

限られた状況の中で最善の方法を選ぶのが、プロだというが・・・。
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