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2015.05.21 自由席の未来
先日、東北新幹線に乗った。

チケットに指定された座席には既に女性が座り、隣の男性と談笑している。
番号違いか、と思いチケットの車両番号を確かめたが、間違いない。
稀に「オーバーブッキング」があると聞く。
そんなところだろうと、デッキでしばらく車掌を待つ。
が、来ない。待てど暮らせど。
車両は早々に一つ目の駅に到り、思い切ってその女性に確かめた。
「ひょっとして、同じ座席番号ですか?」

すると…途端に顔を曇らせたその彼女、「はぁ。どうぞ?」
そう思われる筋合いも無いが、面白くなかったんだと思う。
この一連のやり取りは、正直「面倒で不快」
巡り合わせが良くないのか、こんなやりとりが、過去に何度かある。

東北新幹線は、システムがよく変わる。
一時期、自由席はすべて廃止されたように記憶しているが、
車両によっては自由席があって、
「指定席に人が座っていなければ座ってもいい」ことになった。

ただ、座っている人に「退けろ」と言わされるのは指定券を買った本人。
一人ならともかく、二人で語らっている間に入って
結果的に「片割れだけ席を外せ」と言わされこともある。
時に相手は食事を始めていることさえある。
鉄道会社に余計にお金を払って、気を遣わされる。
嫌ならグリーン車を使えと言うのだろうが。

とにかく新幹線は厄介になった。
グランクラスとグリーン車が割増料金なのはともかく、
はやてとこまちとはやぶさと、実は微妙に価格が違う。
速い方が高いのかと言えば、必ずしもそうではない。
電源が確保できる車両があれば、そうでないものもまだある。
窓側だけにあって、それを目当てに窓側を確保したのに、
一席挟んでACアダプターを伸ばしてくる猛者もいる。
これはもう、客のモラルの問題でもあるが。

ネットで事前予約すればお得、と謳ったシステムもいつしか廃止されているし、
鉄道会社サイドの都合が大きく反映された内容に変わっている。
それは企業努力として当然だとは思いつつも。

「余計にお金を払っているんだから座れる」のは当然なのに、
「金を払っていない奴は退けろ」と言わんばかりのやり取り。
鉄道会社の代弁者として、指定券を買った客がそれを言わされる。
理不尽である。

いつやってくるか分からない指定券購入者の来訪におののきながら、
指定座席に座る自由席券購入者。
それがいやなら指定券を買え、というのが鉄道会社の言い分だろう。
だったら自由席は初めから辞めるべきだ。

いや、法律が許すなら、最初から座席の無い
「立席専用車両」でも1両設けたらどうなのか。
自由席が便利だった時代を知る者として、声を大にして言いたい。

昔より、東北新幹線は便利になったが、
その分、快適さが失われた気がしてならない。
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