2007.11.15 商売と土地柄
どこの何とは言わない。
が、「盛岡の人々に受け入れられなかったんだろうな」と思われる店があった。

それは、いわゆる「テナント」である。
置いている商品はとてもいい。
が、どうにもその店の店員の接客が、この土地には合わなかったように思う。

盛岡のお客さんは、大声を張り上げて客寄せされるのを嫌う。
食らいつくように、引き込まれるのをもっと嫌う。
飲食街となった大通を見ればよく分かる。
「呼び込み」みたいな人は居るが、強くは押さない。
ところがこれが、岩手でも南のほうへ行くと様子が違う。
それはもう、土地柄の違いを明確に示すものだ。

「その店」は、うるさいほどに客を呼び込んだ。
おそらくは、あれが嫌われたんじゃないだろうか。
売場はほぼそのままに、同業他社に代わっていた。
そしてその事実を、大家である店は声高にしない。

声を掛ければうるさいと罵られ、
構わずにいれば無視されたと罵られ。
それが、客商売の難しさ。
品がいいだけでは、ネット販売に対抗できない現実というわけで。
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