盛岡市の厨川にある、
スーパー銭湯「お風呂天国ハレラニ」が、今月3月一杯で営業終了とのこと。
閉店セールがあるわけでなし、静かに幕引きとなるこの背景には、
盛岡における「健康ランド戦争」の勃発がある。

「こんなに近くに温泉があるのになんで健康ランド?」と、関西出身の同僚は言うが、
盛岡の人々には、「温泉と健康ランドは別物」という意識があるようにおもう。
そこへ、「健康ランドが温泉そのもの」という「喜盛の湯」が現れたから、
一粒で二度おいしいこの施設へ人が集まったのは想像に難くない。

後背地には、日々進化を遂げる「太田・本宮」地区が開ける。
「盛岡南新都市」の名には及ばないスピード感だが、着実に人口は急増している。

後者、経営母体は愛知県にあるようだ。
湯船の縁が妙に高いことが気になるのは個人的見解だが、
これまでの盛岡系健康ランドに無い目新しさがある。
名古屋の風かおるメニュー「味噌煮込みうどん」、ノンアルコールビールの存在、
開放的なマッサージスペースとリフレクソロジー。
1000円カットのお店が増設され、ますます充実度を高める。

ただ、上層階にあった「生ジューススタンド」がしばらくお休みしているのが残念なのだが。
盛岡の人々には、あまりに先駆けすぎたか?

一方のハレラニ、実は「岩盤浴」の先駆けであったらしい。
しかも別料金を取らないというのが凄い。
4号線沿いの看板によれば、「東北最大」とある。
そんな貴重な存在を失うのは、非常に残念。
が、次長もやはり、喜盛の湯へ行く頻度が断然高いかも?

モノクロの町並みの中で、
内も外もピンクに彩られた建物の存在感は群を抜くが、
お隣のパチンコ店との駐車スペースの線引きが曖昧。

海の無い町・盛岡にイルカのオブジェが飛び交い、
浴場にある大きなホタテの中からお湯があふれる造形は、
ある種の異空間を演出してくれたが、
強いて言えば、もっと南国っぽさを追求したほうが良かったかも知れない。
だって、ここは北国、南国の暖かさに対する憧れも強いはず?
例えば、館内にウクレレのBGMを流すとか・・・。

今、一番の気がかりは、
回数券の有効期限が今月末までに限られていること。
換金は一切しないとのことで、閉店を知らずに4月以後訪れた人は呆然と立ち尽くすしか無い。
閉店なら、閉店だと告知する努力があってもいいが・・・
ホームページは、「岩盤浴リニューアル」を高らかに謳うのみ。

というわけで、
おせっかいだとは思いながら、今月末で閉店する「お風呂天国ハレラニ」について、
次長がこの場にて皆様にご連絡いたします。

ところで今、次長が心配しているのは、
「盛岡南新都市」内に掘削作業を進行中の
「極楽湯盛岡店」のオープン時期とその動向・・・。
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