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2013.03.17 それがマナー
スクリーンが暗転すると、座席が一斉にざわつく。
エンドロールの余韻に浸る間もなく、カツカツを音を立てて階段を下る。

屈んで歩く姿さえ目障り。
当たり前のように背筋を伸ばす姿はもっと目障り。
ヒソヒソ声がはっきりと聞こえる。
一言二言、感想を交わす。
ケータイ電話の眩しい灯り、何かを落として拾う音、
バダンバタンと椅子を戻す反動が背中に響く。
もう、いったい、君らはなんなんだ?

上映の終わり、映画館のホールはこんな調子。
最後の最後まで、キャストや撮影協力者の果てまで見届けたいのに、
誰もかれも、それがまるで当たり前のように、席を立つ。

こんなことを言うと嫌われるだろうが、
「昔からこうだったっけ?」

上映の冒頭、映画を見る上での注意事項が警告されるが、
「エンドロールの最後まで席を立つな」とは書かれていない。
もしかしたら、それはそれで結構だと判断しているのか。
だとすれば、どうも納得がいかない。

今の世の中、DVDレンタルでいくらでも安く映画が見られるから、
そういう感覚なのかもしれない。
自宅で自由に好きなところで止められもする。しかも安い。
思えば、ビデオレンタルって随分高かったよな、と余計なことまで思い出してしまうが。

あれするな、これするな、そんな警告は快適ではない。
ただ、そういうこともいちいち言わなければ分からない時代になっている。
少なくとも、その場その瞬間に対価を払っている人の邪魔はしないで欲しい。

言わずに文句を言うのも本意ではないので、敢えて言う。
「それがマナーです」
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