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2014.11.11 うっとり系
「NPO法人」と聞いて、いいイメージが無い。

大多数のNPO法人は「まとも」だと信じたいが、
過去の記憶をよぎるそれらが、どうにも良くない。
特に、この岩手県で。

「利益を追求しない」という姿に、
過剰なまでの「清廉」な期待を背負わされているからだろうか。
霞を喰らいながら、世のため人のために滅私奉公。
そんな思い込みが、心のごく片隅に蔓延っているからなのだろうか。

事実、NPO法人の構成員は給与を受けていたりもする。
これを以て「利益を上げているじゃないか」と攻撃される節もある。
仕組み上、それは違うということは承知している。

なりわいとなる以上、通常の企業・団体と何が違うのかと言えば、
利益を株主に分配しないところ。
が、無配の企業なんて、今どきはざらにあるのだ。
じゃあ、どこが違うのだろう。
「目的」が違うのである。目的だけが。

いま、この手の活動には「オシャレ感」が伴う。
そういう気分を取り入れないと、目的だけでは若者も共鳴しないのだろう。
真面目にやるだけじゃない、アピール力が無ければ。

岩手では東日本大震災後、あたかも疑似軍隊を装う謎のNPO法人が跋扈した。
与えられる限りの補助金を用いて、高級ブランドに依存した内部統制を図った。
立派な衣服や高級な外国車を買い、一方で被災者を救ったという。
それがこの度、その浪費三昧が表沙汰になって、事件へと発展する。
「胡散臭さへの思い」は、一層確信的なものとなった。
言ってしまえば「よそから来たよく分からない人たち」への思いが。
こんな感情は、よもや持ちたくもなかった。

同様、盛岡のど真ん中で不正な経理処理を行ったNPO法人もあって、
これもまた「よそから来たよく分からない人たち」だった。
「岩手の人はよそものを信じないし冷たい」なんていうことも、
この時、とんだ思い込みだと分かった。
そこまで閉鎖的では無い、と信じていいのかどうか。
これが試金石ではやりきれない。

想像以上にお人好しで、良いことをしにわざわざ岩手まで来てくれた、と
手放しで喜んだ挙句、大切なお金をあれよあれよと手渡す。
それが岩手県民の姿となった。
性善説に始まり性善説に終わる、本当なら誇るべき姿。
が、どうにも情けなくなって泣けてくる。
なぜなら、これには留まらないから。

岩手へ進出して数十億円の助成金を受けたはいいが、
未払いの挙句、撤退した会社が登場した。
責任を問う厳しい声もあり、我々はうっかり勘違いしてしまうが、
岩手県が悪いのではない。どう考えても、「騙す側が悪い」のである。

話は戻る。
それにしても、あの「NPO的なもの」が持つ「特有の胡散臭さ」は何なのだろうか。
次長に言わせれば、「自己陶酔」である。
これを仮に、「うっとり系」な人たちと呼ぶことにする。

内情はともかく、肩書が仰々しい。
代表理事とか、副理事とか、事務局長とか。
天下りで椅子に収まった「無能感」はそこには無い。
現場を見てきたという「有能感」を若さが飾る。
が、「何をしてご飯を食べている人たちなのか」
相変わらず実態が不明なのだ。

ところが今時、SNSを通じて交流する様だけは丸見えで、
そこには「うっとり系」の有力者・無力者が絶えず出入りしている。
つまり、同じ穴のムジナだ。
そこでは例えば「あいつってすげぇな」「お前もすげぇよ」
「結局俺らってすげぇんじゃね?」と賛辞が乱れている。
本質はこういう所にあるんだな、と確信する。
正直、見えないところでやって欲しい。(苦笑)

自己研鑽は大変結構だと思うが、こういうやりとりが見えてしまうと、
半ば「自己表現のため」に他人様の善意を利用してるんじゃないのかね、
と勘繰りたくもなる。
あなたがたの見え方・映り方なんて、誰も気にしてないけど…。

震災後の自称ボランティアに、この手の人は目についた。
自分探しのために他人の不幸を利用する人。
自覚が無いから余計に厄介。
他人様のために何かをするということ、そこにうっとり。
行為自体は簡単だが、伴う責任の重さは計り知れないのに。
うっとり系は、その行為そのものさえ選んだ。
選んでいるほど余裕のない現場で。

「胡散臭さ」は、「民間が公益を追求した場合」に巻き起こる。
例えば、どう見ても体よく株式会社が利益先導する「ボランティア風味」
足がつくので、儲けた金は地元に落とさない、という悪い噂も聞く。
確証を得ないので、ここまでにしておく。

「一般社団法人」とはいえ、無関係ではない。
NPO法人よりも格が上、みたいな思い込みは無いか。
制度改革で、世のため人のために認知されている真実の法人は、
もはや「公益財団法人」だけのような気もしている。
結局、そこにあるのは「認証までの難易度」
お上の裏付けである。頭が固いでしょう?笑いなさい。(笑)

真摯に活動に携わる方々には、はた迷惑な話だと思うが、
日本と言うのはそれだけ「お上の信用」で成り立っている国なのである。
法人格を得れば一目置かれてしまうこと、それが善にも悪にも変わる。

疑うべくもないのは、自ら生産して、世の経済にも啓発にも寄与しよう、
という新興農業系の人ぐらいではないのかな。
何しろ、相手は自然。自然は裏切れない。
逆を言えば、人はいくらでも裏切ることが出来る。
「うっとり系」は、それに自覚の無い恐ろしい人たち。
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